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慢性疲労/30代女性

症例/慢性疲労 施術記録
年齢30代
性別女性
職業事務職
主訴慢性疲労

主訴・医療面接

腰~下腿にかけてだるさが強い。
酷い時は座ること、立っていることが辛い。
お尻が凝っているように感じる。
特に午後~就寝前までの時間帯で辛さが増す。
仕事中、椅子に胡坐をかいてしまう。
身体全体がしんどく(重く)、仕事をするのが辛い。
すぐに横になりたくなる。

これらの症状が、日によって違いはあるが3年程続いている。

視診・触診

  • 脊柱に軽度の傾きはあるが大きな問題ではない。
  • それよりも様々なストレス(精神的なものだけでは無い)により、身体に熱がこもってしまっている状態。
  • 脈診:力強く感じるが左右に乱れがある
  • 背部の筋肉が過度に緊張

施術内容

①交感神経・副交感神経の働きを整えるために頭頚部・腰仙部・胸腰部を調整
②身体の熱を発散させるための鍼治療
③呼吸に関係する経絡への鍼治療
④腸の働きを安定させるための鍼治療

まとめ

細い鍼を使用し、身体にこもった熱の発散を促しました。
デスクワークによる長時間の腰掛け姿勢は、筋骨格への負荷もそうですが消化器系への影響も大きくなります。
消化器系の不調は背中や腰、肩の筋肉のコリやだるさとして感じるような仕組みがありますので、各臓腑の調和を目的とした治療を行いました。

初診施術時には、サウナに入っているかのような発汗があり熱を発散している様子がうかがえました。

2週間目に2回目の施術を行いましたが、ご自宅での変化にご家族も驚かれるほど調子が良くなっていたそうです。

3回目の施術時には調子が良いとの事でしたので、メンテナンスに移行しました。

※施術の回数・頻度・経過には個人差があります

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