年齢 | 50代 |
性別 | 男性 |
職業 | 歯科医師 |
主訴 | 手足のしびれ、めまい |
主訴と来院までの経緯
- 2013年初旬:仕事中とっさに右を向いた時、左肩甲骨付近に激痛と息が止まる感じに襲われる。
- 2014年:めまいが起こるようになる。
- 2016年4月:手足に痺れ、ピリピリ感が出現
これまでに整形外科でのリハビリ、整骨院2院で矯正などの治療を受けている。
- 2016年6月:オステオパシーの治療を受ける
一度軽減したが、自身の虫歯治療をきっかけに症状が増悪し始める。
- 2016年10月当院へ来院
触診・各検査
- MRI画像確認
- 神経反射:上肢・下肢共に陽性所見なし
- 知覚(感覚):左右差なし
- 筋力検査:肩甲骨周辺の筋に左右差を認める
- 神経機能反射:頸部右回旋時陽性所見あり
施術内容と経過
①交感神経の抑制を目的とした施術を行う(上部頸椎・下位胸椎・仙腸関節)
②4回目の施術から痺れはほぼ出なくなった
③治療初期の3カ月間は1週間間隔で施術
④4カ月目以降の施術は7~10日間隔
⑤6か月後:6割程度にセーブしていた仕事を8割まで戻すが調子は良い
⑥10か月目以降:体調をみながら再発しないためにもケアを継続
※来院当初の主訴が大分落ち着いた2017年後半~2023年現在、再発の予防と生活習慣における体調変化などのケアのため2週間間隔での施術を継続中です。
まとめ
カイロプラクティックによる神経機能の改善を目的とした施術がメインになります。
3年半という長年続いていた過度な筋緊張は交感神経の亢進状態を招いていましたので自律神経の分布領域に関係する関節や皮膚などの刺激をしながら症状の緩解を目指しました。
初めの頃は施術として頸部に触れる事も抵抗されるほど辛かったようです。
現在は、骨格の調整、鍼、お灸を用いて体調の向上を目指しています。
※施術の回数・頻度経過には個人差があります
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