腰の痛みで病院に行くと、レントゲンやMRIなど画像を確認し、『骨には問題ないし、悪いところはない。』と言われてしまい、どうすれば良いのか分からなくなってしまった事はありませんか?
痛い、だるい等の症状があるという事は何か原因があるはずです。
その原因がどこにあるのか、探してみませんか?
腰痛とひと言で言ってもひとつではない
腰痛の要因は皆さんの生活スタイルによっても異なります。
腰の痛みだからといって原因が腰だけにあるとは考えない方が良いかも知れません。
身体に起こっているこれらの現象は事実ではあるかも知れませんが、それを『あーだこーだ』言っても解決には繋がりません。
これらはすべて様々な要因によって起こった最終的な結果。だと考えてください。
今まで原因だと言われていた事が、本当の原因ではないかも知れませんよ。
骨のズレも原因ではないですよ!なぜそうなったのか、隠れている部分をしっかり診つけることが大切です!
見た目の歪みはサインのひとつ
筋肉には何もしていない状態でも姿勢を保つために、ある程度の緊張を保っています。
バーべQなどでタープを立てる時のロープのような感じです。
この筋肉の張りの前後・左右バランスが乱れると、姿勢は崩れ、負担の掛かった筋肉が伸び縮み出来なくなるので関節に掛かる負担も増大してしまいます。
伸び縮み出来ない硬い筋肉は血流も悪くなり、痛み、だるさを感じるようになります。
この時、自律神経のひとつである交感神経にもスイッチが入り過剰に働き始めます。
筋肉のアンバランスは自律神経も乱れもおこしてしまう
下の図は自律神経である交感神経と副交感神経の働きを分かりやすく書いてあります。
【交感神経】活動時に働く
【副交感神経】リラックスしている時に働く
脳からの情報が神経をスムーズに伝わる事で、筋肉はバランスを保ちながら伸び縮みしています。
ところが、情報が伝わりにくくなる様な事があると、筋肉はバランスを保てなくなるので、関節への負担も増えてしまい、筋肉も関節も働き過ぎの状態になります。
その結果、先ほども書いたように交感神経を過剰に働かせてしまいます。
交感神経の過剰な働きは血液循環を悪くし、痛みを生じやすくさせます。
これを放っておくと悪循環を繰り返してしまいます。
筋肉のアンバランスは姿勢の歪みにもつながりますし、自律神経も乱れやすくなってしまうと、頭痛やめまい、消化不良や不眠に繋がるかも知れません。
やはり、不調を感じたら早め早めのケアが大切になってきます。
腰の痛みには骨盤矯正?
筋肉がアンバランスであるという事は、それだけ関節の動きにも負担をかけ、姿勢にも影響します。
出来る事ならシュッと奇麗な姿勢で歩きたいし、背筋もピンとしたい。
そう思っている方は多いのではないでしょうか。
分かっているけど出来ない、分からない。運動する時間がない。
このような方はとても多くいらっしゃいますので、どうすれば良いのかを一緒に考えましょう。
当院には骨盤矯正という施術メニューは用意していませんが、身体の動き、重心のバランスを保つために骨盤は非常に重要ですから、腰痛に限らず、毎回チェックさせて頂いています。
腰の痛みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。